隠れ身の術2 [昆虫日記]

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ロッジ長蔵からスキー場へ続く道でキリギリスの仲間の幼虫を葉っぱの上で発見。

見えますでしょうか?

アップにしてみましょう。

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あくまでもバッタではなくキリギリスの仲間です。

じゃあ、どこが違うんだ?ということですが、

つまり触角の長さが違います。

バッタは短く、キリギリスは長いということです。

仮面ライダーはバッタの改造人間ということになっていますが、

顔からちょんちょんと生えているひげ(触覚)は確かに短いです。

長ければキリギリスやコオロギになってしまいますからね。

もちろんバッタとキリギリスは親戚関係にあり、

漢字をどっさり使って分類すると

動物界節足動物門昆虫綱バッタ目のバッタ科とキリギリス科
ということになるはずです。

間違ってたらごめんなさい。

それにしてもバッタ科という表現がなんだか高校の普通科、商業科などと

同じように感じてしまうのは私だけでしょうか?

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セミが隠れていますが判りますか? アップにしてみましょう。

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いかがでしょう。

エゾハルゼミのメスです。

以前このブログで紹介したオスと見比べてもらうとお腹の色と形が違います。

大きさもひとまわり小さいです。

それにしても見事に木に溶け込んでいます。

メスは鳴きませんし動かなければまず私には発見できませんでした。

現在、ほとんどエゾハルゼミはいなくなりニイニイゼミが鳴き始めました。

またしても仮面ライダーの話になりますが、セミの怪人セミミンガというのが出てきます。

殺人音波で街中を大混乱させるという話でしたが、

実際、大量のセミに間近で鳴かれたら精神的にもかなりのダメージですよね。

特に私にはアブラゼミとクマゼミが手強い気がします。

幸いロッジの近くではほとんどアブラゼミの声を聞きませんし、

クマゼミは寒さに弱いセミといわれているので、

標高1000メートルのこの辺りには生息していないと思われます。

いずれにしろセミにはほどほどに鳴いてもらいたいものです。

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