とても小さな虫たち [昆虫日記]
一寸の虫にも五分の魂という諺がありますが、
小さな生き物の代表はやはり虫になるのではないでしょうか。
小さな虫といわれてパッと思いつくのはアリがいますが、
虫の中にはアリよりも小さなものもいます。
先週末、6月4日・5日、
尾瀬ヶ原で撮影したそんなとても小さな虫たちを紹介します。
参考までに
この写真はゴマです。定規の上に乗せて撮影しました。
大きさはほぼ3ミリです。
このゴマを基準にこの後の虫の大きさをイメージしていただければと思います。
黄色い花は尾瀬ヶ原の春を告げるリュウキンカです。
小さな花ですがその花の中心に虫がいました。
残念ながら定規を添えて撮影することができませんでしたがその大きさは2~3ミリでした。
ちょこまか動くのでピントを合わすのも難しくはっきり虫の種類がわかりません。
多分ハチやハエの仲間なのでしょうが・・・。
これも同じくリュウキンカの花で見かけました。
これは見てのようにクモです。
昆虫を紹介するコーナーですがクモも広い意味で虫ということで
このクモも報告させていただきます。
定規の大きさからだいたい3ミリくらいでしょうか。
ゴマと同じ大きさです。
リュウキンカの花の上で何匹も見かけました。
これはサンカヨウの葉の上にいた黒い虫です。
ハムシの仲間なのでしょうか?
私の持っている小さな図鑑には該当の昆虫がいませんでした。
それにしてもこの虫はとにかく小さいです。
ゴマよりもずっと小さくてそして生きているのですから不思議な気分になります。
私が撮影中に何をしているのですかと男性に尋ねられました。
指差しながら説明すると、この小さな点が虫ですか!?と驚かれました。
一般の方の素直な反応だと思います。
もっとよく観察しようとさらにカメラを近づけると、
それこそフライパンで温めたゴマがはぜるようにぴょんと姿を消してしまいました。
この虫は確かロッジ長蔵でも過去に何度か見た記憶があります。
是非とも名前が知りたいものです。判明しましたらまたこのブログで報告いたします。
2011-06-06 16:02
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