クワガタムシ~昆虫一かっこいい奴 [昆虫日記]

9月になり昆虫の姿もずいぶん少なくなってきました。
これからは今年紹介できなかった昆虫達も
登場してもらおうと思っています。

クワガタムシは虫好きの男ならいくつになっても
憧れの昆虫です。
今年もロッジ長蔵の明かりなどに集まってくれました。

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これは多分コクワガタのオスだと思います。
中にはクワガタのメスなんじゃないの? と
思われる方がいるかもしれませんが
オスなのは確かです。
それほどに大あごが小さいです。
クワガタムシの大きさやあごの形は幼虫時代の
栄養の状態によって変わります。
私もこれまでに数多くのコクワガタを見てきましたが
これほど小さいコクワガタを見たことはありません。
図鑑や昆虫の森の標本やロッジ長蔵の周囲で
これまでに捕まえたクワガタの種類から想定して
コクワガタだと思っていますが・・・・
それにしても本当に小さいですよ。
普通のメスより圧倒的に小さいですから。

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これはアカアシクワガタのメスです。
このクワガタ、ロッジ長蔵に来るまで
私は見たことがありませんでした。
その名の通り体をひっくり返すと赤いのが特徴です。
以前はよくロッジ長蔵の周囲で見ることが出来た
クワガタですが最近はめっきり減ってきた
のかもしれません。今年はメスを2匹
見つけただけでした。

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見事なミヤマクワガタです。
私が個人的に一番好きなクワガタです。
大あごが素晴らしいです。大きさも6センチ
以上ありました。北海道には7センチ以上の
ミヤマクワガタもいるようですが、
この辺りではこのミヤマは相当大きい部類に
入ると思います。
もう一匹5センチほどのミヤマのオスも
捕まえましたが喧嘩ではまったく歯が立ちませんでした。
去年は一匹もオスのミヤマを捕まえることが
出来なかったので今年はとてもいい年でした。

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クワガタの大きな特徴は大あごなのですが
私はなぜか触角が気になります。
皆さんはあまり気づいていないかもしれませんが
とにかく大きいです。
これはミヤマのオス触角ですが他の種類の
クワガタもほとんどが大きいです。
(1枚目の極小コクワの写真では触角が
小さく見えますが、これは私が手に取って
警戒した為に触角を畳んでいるだけで
ちゃんと伸ばせば長いです。)
この触角をじっと見ていると私は、街角で
たまに見かける若い女性の自己主張が
強すぎるほどのどでかい付けまつ毛を
思い出してしまいます。

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