5月28日 オトシブミの揺りかご [昆虫日記]
オトシブミはこの季節に卵をうみます。
葉っぱをくるくる巻いてその中に一個だけ。
葉っぱは当然徐々に枯れていきますが幼虫はその枯れた葉を食べながら成長します。
生育環境によって成虫になるまでの期間は異なりますが多分3週間から1ヶ月位だと思います。
写真のように揺りかごが地面に落ちているものありますが木の枝にくっついたまま風が吹いたらまさに揺りかごのようにゆらゆら揺れるものもあります。
生まれた成虫は夏に産卵し幼虫は秋までに成虫になりそのまま冬を過ごし春になってまた産卵します。
このロッジ長蔵あたりでよく見かけるのはオトシブミかヒメクロオトシブミです。
揺りかごの形からヒメクロオトシブミのような気もしますがはっきりとはわかりません。